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【スマートホームニュース】Matter・Google・スマートカメラ

こんにちは!X-HEMISTRYのマーケティング担当、Rivaです。 今週はPhilips HueやGoogle Homeなど、スマートホームの大手に気になる動きがありました。彼らの勢いはとどまるところを知らないんですよね!

目次


目次

  1. Matter関連

  2. LevitonがMatter対応の新しい屋外用スマートプラグを発売

  3. スマートカメラ

  4. Philips Hueが新しいスマートカメラを発表

  5. Google関連

  6. Google Homeアプリが旧型Nest Camに対応

  7. 最後に

Matter関連

LevitonがMatter対応の新しい屋外用スマートプラグを発売

Levitonが新しい屋外用スマートプラグ、「Decora Smart Wi-Fi Outdoor Plug-In Switch」を発売しました。注目のポイントは、これが業界初のMatter対応の屋外用スマートプラグであることです。55ドルと少し高めですが、競合他社による同性能の製品はないので、その価格に見合った価値があるかもしれません。

このスマートプラグの特長として、雨や雪などの悪天候からデバイスを保護する機能や、防水のためのIP65の評価、さらには明るさセンサーが内蔵され夜暗くなったら自動でライトを点灯し明け方には消灯する機能、そしてLeviton専用のスマートフォンアプリへの対応が挙げられます。

特に内蔵された明るさセンサーは、大きな売りとなっており、クリスマスライトやアクアリウムのポンプなど、屋外の電子機器をよりスマートに使う良い補助となるでしょう。また、このスマートプラグを使えば、特定の時間に自動で機器の電源をオン・オフするスケジュール設定も可能です。これにより、デバイスの稼働時間を簡単にコントロールできます。

Levitonのこの新製品は、屋外活動やガーデンライトのディスプレイを更にスマートに、かつ便利にする新しい選択肢となりそうです。

スマートカメラ

Philips Hueが新しいスマートカメラを発表

Philips Hueから初のスマートホームカメラが近日発売予定です。全4モデルのうち、2つはすでにアメリカの規制機関FCCの認証を受けており、デザインや仕様についての情報が公開されています。

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バッテリーなしのPhilips Hueカメラ (画像:Philips/FCC所有)
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バッテリー付きのPhilips Hueカメラ(画像:Philips/FCC所有)

公開された画像では、黒色モデルが確認でき、白色モデルも登場する予定です。シリンダーの形状をしており、内蔵バッテリーを持つモデルは、バッテリーなしのモデルの約2倍の長さがあります。

また、強力なマグネットが装備されており、これはカメラをブラケットへ取り付けるために使用されるものと思われます。

FCCの認証情報から、Philips Hueのスマートホームカメラは、Wi-Fi、Bluetooth、ZigBeeの三つの無線規格をサポートしていることも明らかになりました。Bluetoothはセットアップ時に使用され、Wi-Fiは高帯域のビデオ信号の送信に使われるでしょう。ZigBeeモジュールは、モーション検出のステータスをBridgeへ送信するために使われます。

このカメラは、来週か再来週に正式に発表されると予想されています。バッテリーなしのモデルの価格は199.95ユーロから、バッテリー付きのモデルは少し高めの249.95ユーロになる見込みです。

Google関連

Google Homeアプリが旧型Nest Camに対応

Google Homeアプリが、2015年にリリースされた第一世代カメラであるNest Cam Indoor への対応を開始しました。現在はGoogle Homeアプリの公開プレビュー版で利用が可能となっており、具体的な参加手順はGoogleの公式サイトに掲載されています。

ただし、すぐにアプリでNest Cam Indoorが利用できるわけではない、という点に注意が必要です。公式の情報によれば、「プレビュー版を使用しているユーザーには、Nest Cam Indoorの対応が実装された際に通知が届く」とのことで、これはユーザーを順次追加していく形でのロールアウトとなるためです。

過去の発表では、Googleは5月に新バージョンのHomeアプリを公開しており、その際に旧型Nestカメラへの対応計画が示されていました。予定よりはやや遅れた形となりますが、この対応は待ち望んでいた多くのユーザーにとって嬉しいものでしょう。

また、Nest Cam IndoorをGoogle Homeアプリで利用して不慣れに感じる場合にはNestアプリへの再移行も可能です。現在のところ、Nestアプリに大きな変更は予定されていないようですので、しばらくはユーザーは好みの使用アプリを選べることとなります。

最後に

私が楽しみなのは、Philips Hueの初となるスマートカメラです。 スマートカメラ市場に多くの企業が参入している中で、スマート照明の大手であるPhilips Hueが、どのような新しいアプローチや価値を持ちこむのか、非常に期待しています。 もしWiZのようにカメラとスマート照明との連動が実現できれば、さらなるシナジーを生むことでしょう。その実現が楽しみです!

ただ、残念ながらMatterへの対応が遅れる傾向にあるPhilips Hue。今回のスマートカメラもMatter対応が見込まれないのは、ユーザーとしてはちょっと心残りですね。

果たして、今後のMatterの動向とともに、Philips Hueはどう動くのでしょうか。引き続き注目していきたいと思います。

X-HEMISTRY株式会社

スマートホームの統一規格matterを推進する団体CSAの日本支部代表が所属 - 日本国内において唯一のスマートホーム事業化のコンサルティング会社 - CESやIFAなど海外展示会のビジネス視察の支援も実施 - CEO新貝将文は、毎年CEATECやジャパンビルドに登壇している

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