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Google Home新機能続々!

更新日:3 日前

GoogleがGoogle Homeアプリに関する新しい機能をブログ記事で発表しました。

今回のホームオートメーションのアップデートは特に大きなものとなっています。新しく、「開始条件」や「アクション」が導入されました。

このアップデートを受け、Googleがスマートホームのリーダーとしての位置を固めることができるのか、注目されます。

目次


「開始条件」と「アクション」

先週のNest Cam Indoorのアップデートに続き、Google Homeアプリの自動化機能がさらに進化しています。これにより、更なる便利なスマートライフを実現できることでしょう。

ドアや窓の開閉や、室内の温湿度変化、ミュートの状態などに応じて、ルーチンを開始する「開始条件(スターター)」としての機能が盛り込まれています。

ブラインドの開閉や、テレビや音楽の一時停止/再開、照明効果の変更など、日常生活で役立つさまざまな「アクション」も追加されています。

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新しく追加される「開始条件(スターター)」と「アクション」

これらの新機能を使えば、例えば、湿度が60%以上になったら除湿器を起動する、または特定の時間や気温でブラインドを開け閉めなど、より便利で快適な生活が手の中に。 ただし、注意点として、各デバイスの機能はデバイスメーカーによって異なるため、すべての開始条件やアクションが利用できるわけではありません。Googleは、どの企業がどの機能を実装しているのかの詳細なリストを提供していますので、確認してみてください。 以下に、新しい開始条件とアクションの例をご紹介します。

9つの開始条件とその例:

開く/閉じる: 窓が開いた時、サーモスタットをオフにする。

充電中: EVが充電中の際、自動的に音楽を再生する、またはアップデートを開始する。

温度: 室内温度が27度を超えた場合、窓を開けて扇風機をオンにする。

ミュート: 音楽をミュートした時、スピーカーをオフにする、またはタイマーをスタートする。

デバイスがドッキングされている/ドッキングされていない:モップ、芝刈り機、掃除機などがドッキングステーションに戻る。例: ロボット掃除機が掃除を終えステーションに戻ると、掃除が終わったことを通知する。

一時停止: TV番組を一時停止した際、ライトを暗くする、または暖炉をオンにする。

鍵の不具合: スマートロックにエラーが見られる場合に通知や非常ランプを点滅させる。

湿度: 湿度が40%未満になった場合、加湿器をオンにする。

存在検知: あるエリアや部屋で誰かが検知された場合、ライトをオンにする。

9つのアクションとその例:

ライトエフェクト: 点滅から、起床/就寝に合わせた調光、さらにはカラーループなど。

  • 点滅: 通知に最適。ドアベルが押されたら、私の部屋のライトを点滅させるなど。

  • 起床/就寝: アラームを止めたら、1時間かけてライトを徐々に明るくするなど。

  • カラーループ: 「パーティータイム」とスマートスピーカーに話しかけたら、30分間をカラーループライト( 調色機能のついた飾り照明 )オンにするなど。

開く/閉じる: 窓、ドア、ブラインドを簡単に開閉。例: 7時にブラインドを開け、22時に閉める。

ドック:  ロボット掃除機などのデバイスをステーションに戻すアクションを設定。例: 17時に掃除を終え、ステーションに戻す。

湿度を設定: 気温に応じて家の湿度を設定。これらのアクションで空気の質を向上させることができる。例: 家の湿度が低すぎる場合、加湿器をオンにする。

一時停止/再開: TV、音楽プレーヤー、ゲーム機などのデバイスを一時停止または再開。例: ドアベルが鳴ったら、ロボット掃除機を一時停止する。

タイマー: 料理、掃除、用事などのタスクのためのタイマーを開始、一時停止、再開、またはキャンセル。

  • 30分のタイマーを設定して夕食を作る。

  • 食材をチェックするためのタイマーを一時停止。

  • 食材のチェックが終わったらタイマーを再開。

  • 家を出る必要がある場合、タイマーをキャンセル。

ミュート: 静かな時間が必要な時、電話やTV、音楽プレーヤーをミュートまたはミュート解除。例: 子供が寝る21時にTVをミュート。

再起動: ルーター、ゲーム機、ラップトップ、TVなどのデバイスを素早く再起動。このアクションで問題の修正やパフォーマンスの向上が期待できる。例: 毎月1日にルーターのデバイスを再起動するスケジュールを設定。

ソフトウェアのアップデート: WiFiルーターなどのソフトウェアアップデート。このアクションでデバイスのセキュリティとパフォーマンスを向上させることができる。例:アップデートのスケジュールを設定。

スクリプトエディター

アプリの開始条件、アクション追加以外、Public Previewの参加者向けには、スクリプトエディターもアップデートされています。カメラで知り合いの顔や犬などを認識すると特定のアクションを起動するなど、カスタマイズの幅が広がりました。

Public Previewの申し込み手順はこちら しかし、ちょっと残念な点も。今回の新機能の展開をまだ確認できていません。Googleによれば、展開はすでに開始されているようなので、もう少し待つ必要があるかもしれません。

最後に

現時点で日本国内において「開始条件」や「アクション」の追加が行われる具体的な情報や気配はまだ確認できません。しかし、これらの新機能の導入が海外で進行中であることを考慮すると、日本でも近い将来、これらの機能が追加されることを強く期待しています。

このようなアップデートを通じて、Google Homeのスマートホームにおける役割や影響力は、さらに大きくなり、ユーザー体験が向上することが予想されます。

参考リンク

スマートホームに精通する専門家集団によるスマートホームコラム

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X-HEMISTRY株式会社

スマートホームの統一規格matterを推進する団体CSAの日本支部代表が所属 - 日本国内において唯一のスマートホーム事業化のコンサルティング会社 - CESやIFAなど海外展示会のビジネス視察の支援も実施 - CEO新貝将文は、毎年CEATECやジャパンビルドに登壇している

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